OpenClawでスケジュール管理する方法【リマインダー・定期通知・タスク管理を自動化】

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「あとでやろう」と思っていた作業を忘れてしまった経験はありませんか?

OpenClawのcronジョブを使えば、リマインダーや定期通知を自動化して、大事なタスクを確実に思い出せるようになります。

この記事では、一回限りのリマインダーから週次レビューの自動通知まで、設定コード付きで解説します。

この記事で分かること
・OpenClawでリマインダーを設定する3つの方法
・一回限り・繰り返し・間隔指定の使い分け
・よく使うcron式のパターン
・登録したリマインダーの管理方法
・タイムゾーン(JST/UTC)の注意点

OpenClawでスケジュール管理できること

OpenClawのスケジュール管理はcronジョブという仕組みで動いています。

設定した時間になると、OpenClawが自動的に起動してDiscordやTelegramなどのチャットに通知を届けてくれます。

リマインダー・定期通知・繰り返しタスクの3種類

  • 一回限りのリマインダー — 「30分後に教えて」「明日の9時に通知して」など
  • 定期通知(cron式) — 「毎週月曜の朝9時に通知」など曜日・時刻で指定
  • 間隔指定の繰り返し — 「2時間ごとに確認して」など一定間隔で繰り返す
cronジョブの設定は ~/.openclaw/cron/jobs.json に保存されます。OpenClawを再起動しても消えないため、一度設定すれば継続して動作します。

前提条件

この記事ではOpenClawのインストールと基本設定が完了していることを前提としています。

まだの方はこちら:
【Mac版】OpenClawをインストールして最初のチャットをするまでの完全手順
【Windows版】OpenClawをWSL2でインストールして最初のチャットをするまでの完全手順

基本① 一回限りのリマインダーを設定する

–at オプションの使い方(相対時間・絶対時間)

一回限りのリマインダーには --at オプションを使います。

時間の指定は2通りあります。

  • 相対時間 — 今から何分後・何時間後・何日後で指定(例: 20m2h1d
  • 絶対時間 — 日時を直接指定(例: 2026-04-01T09:00:00Z

設定コード例

30分後にリマインダーを送る設定です。

openclaw cron add \
  --name "30分リマインダー" \
  --at "30m" \
  --session main \
  --system-event "リマインダー:作業を確認してください。" \
  --wake now \
  --delete-after-run

特定の日時に通知したい場合は絶対時間で指定します。

openclaw cron add \
  --name "締め切りアラート" \
  --at "2026-04-01T00:00:00Z" \
  --session main \
  --system-event "リマインダー:明日が締め切りです。進捗を確認してください。" \
  --wake now \
  --delete-after-run
絶対時間を指定するときは UTC(協定世界時) で入力します。日本時間(JST)はUTCより9時間進んでいるため、「日本時間の午前9時」は T00:00:00Z と入力します。
--delete-after-run を付けると、実行後にジョブが自動的に削除されます。一回限りのリマインダーには必ず付けておくと管理がすっきりします。

基本② 繰り返しのリマインダーを設定する

–cron オプションの使い方(cron式)

毎週・毎日など決まったスケジュールで繰り返したいときは --cron オプションを使います。

cron式は 分 時 日 月 曜日 の順番で指定します。

よく使うパターンをまとめました。

  • "0 0 * * 1" — 毎週月曜日0時(UTC)=日本時間 月曜日9時
  • "0 22 * * *" — 毎日22時(UTC)=日本時間 毎日7時
  • "0 0 1 * *" — 毎月1日0時(UTC)
  • "0 9 * * 1-5" — 平日(月〜金)9時(UTC)
cron式は --tz "Asia/Tokyo" を付けることで日本時間で指定できます。UTCの計算が面倒な場合は --tz を活用してください。

日本時間の毎週月曜9時に通知する設定例です。

openclaw cron add \
  --name "週次リマインダー" \
  --cron "0 9 * * 1" \
  --tz "Asia/Tokyo" \
  --session main \
  --system-event "リマインダー:今週のタスクを確認してください。"

–every オプションの使い方(間隔指定)

「2時間ごと」のように一定間隔で繰り返したい場合は --every オプションを使います。

時間はミリ秒で指定します。

  • 30分ごと:1800000
  • 1時間ごと:3600000
  • 3時間ごと:10800000
  • 24時間ごと:86400000
openclaw cron add \
  --name "2時間ごと確認" \
  --every 7200000 \
  --session main \
  --system-event "定期確認:進行中のタスクに問題はありませんか?"
--every は起動した瞬間を基準に間隔をカウントします。再起動後はリセットされるため、正確な時刻に実行したい場合は --cron を使ってください。

基本③ 登録したリマインダーを管理する

登録したcronジョブはコマンドで一覧表示・削除・手動実行できます。

一覧表示・削除・手動実行

現在登録されているジョブを一覧表示します。

openclaw cron list

特定のジョブを削除するには、ジョブIDを指定します。

openclaw cron remove <job-id>

テスト用にすぐ実行したい場合は手動実行も可能です。

openclaw cron run <job-id>
ジョブIDは openclaw cron list で確認できます。IDは英数字の文字列で表示されます。

活用例① 朝のルーティンリマインダー

設定コード例

毎朝8時(JST)に今日のタスク確認を促すリマインダーです。

openclaw cron add \
  --name "朝のルーティン" \
  --cron "0 8 * * *" \
  --tz "Asia/Tokyo" \
  --session isolated \
  --message "おはようございます。今日の予定とやるべきタスクをまとめて教えてください。" \
  --announce
--session isolated + --announce を使うと、OpenClawが独立したセッションで動いてDiscord等に結果を配信します。毎朝の定型チェックに向いています。

活用例② 締め切りアラート

設定コード例

特定の締め切り3日前にアラートを送る設定です。

openclaw cron add \
  --name "プロジェクト締め切りアラート" \
  --at "2026-03-29T00:00:00Z" \
  --session main \
  --system-event "リマインダー:プロジェクトの締め切りまで3日です。進捗を確認してください。" \
  --wake now \
  --delete-after-run
関連記事
cronを使ったブログ運営の自動化についてはこちら:
OpenClawでブログ運営を自動化する方法【実例5選・設定コード付き】

活用例③ 週次レビュー通知

設定コード例

毎週金曜日の午後5時(JST)に週次レビューを促す通知です。

openclaw cron add \
  --name "週次レビュー" \
  --cron "0 17 * * 5" \
  --tz "Asia/Tokyo" \
  --session isolated \
  --message "今週の振り返りをしてください。達成できたこと・できなかったこと・来週の優先事項をまとめてください。" \
  --announce

タイムゾーンの設定に注意

–tz オプションとUTCの違い

OpenClawのcronジョブはデフォルトでUTC(協定世界時)として処理されます。

日本時間(JST)はUTCより9時間進んでいるため、--tz を指定しないと意図した時間とずれます。

  • 日本時間で朝9時に実行したい → UTCでは0時(前日の深夜)
  • 日本時間で夜21時に実行したい → UTCでは12時(昼)
–tz オプションを省略すると UTC で処理されます。日本時間で設定したい場合は必ず --tz "Asia/Tokyo" を付けてください。

UTCと日本時間の変換が面倒な場合は、常に --tz "Asia/Tokyo" を付けて日本時間で入力するのがおすすめです。

# 日本時間で毎朝9時に実行する場合
openclaw cron add \
  --name "朝のチェック" \
  --cron "0 9 * * *" \
  --tz "Asia/Tokyo" \
  --session main \
  --system-event "おはようございます。今日のタスクを確認してください。"

まとめ

この記事では、OpenClawを使ったスケジュール管理・リマインダーの設定方法を解説しました。

  • --at で一回限りのリマインダーを設定できた
  • --cron で繰り返しの定期通知を設定できた
  • --every で間隔指定の繰り返しを設定できた
  • openclaw cron list でジョブの一覧を確認できると分かった
  • ✅ タイムゾーンの罠(UTC vs JST)を理解できた

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参照・公式リンク

この記事は以下の公式情報を参照して作成しています。

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