この記事では、NotionとOpenClawを連携して、AIがNotionのページを読み書きできるようにする手順を解説します。
「Notionにタスクを追加して」「今日のメモをまとめてNotionに保存して」といった指示をチャットで送るだけで、OpenClawが自動でNotionを操作してくれるようになります。
この記事で分かること
・OpenClawとNotionを連携する仕組みと2つの方法
・Notion APIインテグレーションの作成方法
・OpenClawのNotionスキルのインストールと設定手順
・実際にできること・できないことの整理
前提条件
・OpenClawのインストールとセットアップが完了していること。まだの方は先に以下の記事をご確認ください。
・【Mac版】OpenClawをインストールして最初のチャットをするまでの完全手順
・【Windows版】OpenClawをWSL2でインストールして最初のチャットをするまでの完全手順
・Notionのアカウントを持っていること
OpenClawとNotionの連携方法は2つある
OpenClawとNotionを連携する方法は主に2つあります。
方法① Notionスキルを使う(おすすめ)
OpenClaw公式のNotionスキルをインストールする方法です。Notion APIキーを設定するだけで、OpenClawからNotionのページ・データベース・ブロックを操作できるようになります。セットアップが簡単なのでこちらがおすすめです。
方法② MCP(Model Context Protocol)を使う
NotionのMCP対応サーバーを経由してOpenClawと連携する方法です。より高度な双方向連携が可能ですが、設定がやや複雑です。本記事では方法①のNotionスキルを使った手順を解説します。
この記事でやること
- NotionのAPIインテグレーションを作成してAPIキーを取得する
- 連携したいNotionページ・データベースにインテグレーションを接続する
- OpenClawのNotionスキルを有効化してAPIキーを設定する
- 実際にチャットからNotionを操作してみる
ステップ1:NotionのAPIインテグレーションを作成する
まず、OpenClawがNotionにアクセスするための「インテグレーション」を作成します。
- ブラウザで https://www.notion.so/my-integrations にアクセスします。
- 「新しいインテグレーション」ボタンをクリックします。
- 以下の情報を入力します:
- 名前:任意(例:「OpenClaw」)
- ロゴ:任意(省略可)
- ワークスペース:連携したいNotionワークスペースを選択
- 「送信」をクリックしてインテグレーションを作成します。
- 作成後に表示される「Internal Integration Secret」(シークレットキー)をコピーしておきます。
⚠️ シークレットキーの取り扱い注意
このキーが漏洩すると、第三者があなたのNotionにアクセスできてしまいます。他人に教えたり、GitHubなどに公開したりしないようにしてください。
ステップ2:連携するページ・データベースにインテグレーションを接続する
Notion APIはデフォルトでどのページにもアクセスできません。OpenClawに操作させたいページ・データベースごとに、インテグレーションへのアクセスを許可する必要があります。
- Notionで連携したいページまたはデータベースを開きます。
- 右上の「…」(その他のオプション)をクリックします。
- 「コネクト」または「接続」を選択します。
- 先ほど作成した「OpenClaw」インテグレーションを選択して接続します。
補足:ページごとに許可が必要です
親ページに許可を与えると、その配下のサブページにも自動で権限が引き継がれます。全体的に連携したい場合は、ワークスペースのルートページに許可を与えると便利です。
ステップ3:NotionスキルのAPIキーを設定する
NotionスキルはOpenClawに最初から組み込まれています(インストール不要)。ステップ1で取得したAPIキーを設定するだけで使えるようになります。
補足:OpenClawのバンドルスキルとは?
OpenClawには最初からいくつかのスキルが同梱(バンドル)されており、Notionスキルもそのひとつです。スキルが有効かどうかは以下で確認できます。openclaw skills list一覧に
notionが表示されていれば準備完了です。
ステップ4:APIキーをOpenClawに設定する
ステップ1で取得したNotionのシークレットキーをOpenClawに登録します。
openclaw secrets set NOTION_API_KEY
プロンプトが表示されたら、コピーしておいたシークレットキーを貼り付けてEnterを押します。
補足:環境変数でも設定できます
以下のように環境変数でも設定可能です。export NOTION_API_KEY="secret_xxxxxxxxxxxx"
ステップ5:Gatewayを再起動して動作確認する
設定を反映させるためにOpenClaw Gatewayを再起動します。
openclaw gateway restart
再起動後、チャットで以下のように試してみましょう。
「Notionの今日のタスクを一覧で見せて」
「Notionの〇〇ページに「アイデア:△△」を追記して」
「Notionのタスクデータベースに新しいタスクを追加して:タイトル「〇〇」」
OpenClawがNotionを操作して結果を返してくれれば連携成功です🎉
できること・できないことの整理
✅ できること
- ページの内容を読み込む・要約する
- ページに文章・リスト・チェックボックスを追記する
- データベースにレコードを追加する
- データベースのレコードを検索・一覧取得する
- 新しいページを作成する
❌ 注意が必要なこと
- Notion APIはリアルタイムのWebhookに対応していないため、Notion側の変更をOpenClawが自動で検知することはできません(OpenClawから能動的に読みに行く形になります)
- APIのレート制限(1秒に3リクエストまで)があるため、大量のページを一度に処理するのには向きません
- インテグレーションのアクセス許可を与えていないページは操作できません
困ったときは
Q. 「APIキーが無効です」とエラーが出る
A. シークレットキーの先頭が secret_ で始まっているか確認してください。コピーの際に余分なスペースや改行が混ざっていることがあります。
Q. ページが見つからないと言われる
A. ステップ2の「インテグレーションの接続」が完了していない可能性があります。操作したいページに対してインテグレーションのアクセスを許可しているか確認してください。
Q. スキルが見つからないと言われる
A. openclaw skills list でnotion が表示されているか確認してください。表示されない場合はOpenClawのバージョンが古い可能性があります。openclaw update でアップデートしてみてください。
まとめ
OpenClawとNotionを連携する手順をまとめました。
- ✅ Notionでインテグレーションを作成してAPIキーを取得した
- ✅ 連携したいページ・データベースにインテグレーションを接続した
- ✅ OpenClawのNotionスキル(バンドル済み)にAPIキーを設定した
- ✅ チャットからNotionのページ読み書き・データベース操作ができるようになった
一度設定してしまえば、チャットで気軽にNotionにメモを残したり、タスクを追加したりできるようになります。ぜひ活用してみてください!
👉 OpenClawで何ができる?実例10選【AIエージェント入門】
関連記事:
・AIエージェント用語集|初心者が知っておくべき20語をわかりやすく解説
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・【Mac版】OpenClawをインストールして最初のチャットをするまでの完全手順
参照・公式リンク
この記事は以下の公式情報を参照して作成しています。

