「仕事でSlackを使っているから、そのままAIアシスタントも使えたら便利なのに…」
その悩み、OpenClawで解決できます。
OpenClawとSlackを連携すれば、普段使いのSlackからAIアシスタントに話しかけられるようになります。チームのワークスペースで使えば、業務効率化ツールとして大活躍します。
この記事で学べること
・Slackアプリの作成とトークン取得方法
・Socket Modeの有効化手順
・OpenClawの設定ファイルへの追記方法
・SlackからOpenClawを使い始める方法
前提条件
・OpenClawのインストールが完了していること
・Slackのワークスペースを持っていること(無料プランでもOK)
まだOpenClawをインストールしていない方は先にMac版またはWindows版のセットアップ記事をご覧ください。
Slack連携でできること
OpenClawとSlackを連携すると、以下のことができるようになります。
- DM(ダイレクトメッセージ)でAIと会話:Slack上でOpenClawとプライベートに話せる
- チャンネルでAIを呼び出す:@メンションするだけでAIが応答
- スラッシュコマンド対応:
/askなどのコマンドで素早く使える - 絵文字リアクション:AIがメッセージに絵文字でリアクションできる
TelegramやDiscordとの違いは?
Slackは仕事用ツールとして広く使われています。ビジネスの文脈でAIを活用したい方、チームでOpenClawを共有したい方に特におすすめです。
ステップ1:SlackアプリをAPIサイトで作成する
まず、Slack APIサイトでOpenClaw用のSlackアプリを作成します。
- https://api.slack.com/apps を開く
- 「Create New App」をクリック
- 「From scratch」を選択
- アプリ名(例:
OpenClaw)と連携するワークスペースを選んで「Create App」
ステップ2:Socket Modeを有効にする
OpenClawのSlack連携はデフォルトで「Socket Mode」を使います。サーバーへのポート公開が不要で、自宅のPCでも簡単に使えます。
- 作成したアプリの設定画面を開く
- 左メニューの「Settings」→「Socket Mode」を開く
- 「Enable Socket Mode」をオンにする
- トークン名(例:
openclaw-token)を入力して「Generate」をクリック - App Token(
xapp-から始まる文字列)をコピーして保存する
注意:App Tokenは一度しか表示されません。必ずこの時点でコピーして安全な場所に保存してください。
ステップ3:Bot Tokenを取得する
- 左メニューの「Features」→「OAuth & Permissions」を開く
- 「Bot Token Scopes」に以下の権限を追加する:
app_mentions:readchannels:historychannels:readchat:writeim:historyim:readim:writereactions:writeusers:read
- 上部の「Install to Workspace」をクリックしてアプリをインストール
- Bot Token(
xoxb-から始まる文字列)をコピーして保存する
ステップ4:イベントサブスクリプションを設定する
OpenClawがSlackのメッセージを受け取るために、イベントの購読設定が必要です。
- 左メニューの「Features」→「Event Subscriptions」を開く
- 「Enable Events」をオンにする
- 「Subscribe to bot events」に以下を追加する:
app_mentionmessage.channelsmessage.imreaction_added- 「Save Changes」をクリック
- SlackのDM一覧に「OpenClaw」(作成したBotの名前)が表示される
- クリックしてメッセージを送る
- 初回はペアリングコードが表示される
- ターミナルで承認する:
- 使いたいチャンネルで「インテグレーション」→「アプリを追加」からOpenClawを追加
- メッセージで
@OpenClaw こんにちは!と送ると返答が来る 今日の天気は?→ Web検索して答えてくれるこのフォルダのファイルをリストアップして→ ファイル操作が動く明日10時にリマインドして→ スケジュール設定ができる- ✅ Slack:仕事向け。チームで共有しやすい。設定はやや多め。
- ✅ Discord:コミュニティ向け。ゲーマーや開発者に人気。設定が簡単。→ Discord連携記事はこちら
- ✅ Telegram:個人向け。設定が最も簡単。→ Telegram連携記事はこちら
- ✅ Signal:プライバシー最重視。E2E暗号化標準。→ Signal連携記事はこちら
- ✅ Slack APIサイトでアプリを作成
- ✅ Socket ModeでApp Tokenを取得
- ✅ Bot TokenとスコープをOAuth設定で取得
- ✅ イベントサブスクリプションを設定
- ✅ OpenClawの設定ファイルにトークンを追加
- ✅ 再起動してSlackからペアリング
補足:「App Home」→「Messages Tab」も有効にしておくと、DMがより使いやすくなります。
ステップ5:OpenClawの設定ファイルを編集する
取得したトークンをOpenClawの設定ファイルに追加します。
設定ファイルの場所
~/.openclaw/config.json5
追加する設定
{
channels: {
slack: {
enabled: true,
mode: "socket",
appToken: "xapp-xxxxxxxxxx", // ステップ2で取得したApp Token
botToken: "xoxb-xxxxxxxxxx", // ステップ3で取得したBot Token
},
},
}
補足:環境変数で設定することもできます。
.envファイルに以下を追記する方法も使えます。SLACK_APP_TOKEN=xapp-... SLACK_BOT_TOKEN=xoxb-...
ステップ6:OpenClawを再起動する
設定を保存したら、OpenClawを再起動して設定を反映させます。
openclaw gateway restart
再起動後、ステータスを確認します。
openclaw status
slack: connected と表示されれば成功です。
ステップ7:SlackからOpenClawを使ってみる
設定が完了したら、Slackで実際に使ってみましょう。
DM(ダイレクトメッセージ)で使う
openclaw pairing approve slack <CODE>
チャンネルで使う
チャンネルにOpenClawを追加すれば、@メンションで呼び出せます。
動作確認:試してみよう
ペアリング完了後、いくつか試してみましょう。
うまくいかない場合は?
・App TokenとBot Tokenが正しくコピーされているか確認
・Socket Modeが有効になっているか確認
・OpenClawのログを確認:openclaw gateway logs
・詳しくは公式ドキュメントを参照
他のチャットアプリとの比較
OpenClawが対応している主要チャットアプリを比較します。
まとめ
OpenClawとSlackの連携手順を解説しました。
仕事でSlackをメインに使っている方は、ぜひOpenClawを連携してみてください。AIアシスタントが業務効率化の強力な武器になります!
質問・感想は @9S_OpenClaw まで気軽にどうぞ!
参照・公式リンク
この記事は以下の公式ドキュメントを参照して作成しています。

