この記事では、OpenClawをiMessageと連携する現在の推奨方法を解説します。
iPhoneやMacのメッセージアプリからOpenClawに話しかけたい方は、この記事の方法で設定してください。
📝 iMessage連携には2つの方法があります
・BlueBubbles(この記事・推奨) — 設定が簡単・機能豊富・公式推奨
・legacy imsg方式 — 旧方式・将来削除予定
この記事で分かること
・BlueBubblesとは何か・なぜ推奨なのか
・BlueBubblesアプリのインストールと設定方法
・OpenClawとの接続・ペアリング手順
・iPhoneから動作確認する方法
・よくあるトラブルと解決策
BlueBubblesとは?
BlueBubblesは、Mac上でiMessageのAPIを提供するオープンソースのヘルパーアプリです。OpenClawはBlueBubblesのREST APIを通じてiMessageの送受信を行います。
legacy imsg方式と比べたBlueBubblesの利点:
- ✅ 設定が簡単 —
openclaw onboardコマンド1つでウィザード設定できる - ✅ 機能が豊富 — 編集・取り消し・リプライスレッド・リアクション・既読表示・タイピングインジケーター対応
- ✅ ローカル完結 — LINEのようなHTTPS/外部公開不要。同じMac上で動く
- ✅ 公式推奨 — OpenClaw公式ドキュメントで新規セットアップに推奨
対応macOSバージョン:macOS Sequoia (15) が推奨・動作確認済みです。macOS Tahoe (26) でも動作しますが、一部機能(メッセージ編集)に制限があります。
前提条件
- OpenClawがMacにインストール済み(→ Mac版インストールガイド)
- MacにApple IDでサインインし、iMessageが有効になっていること
- macOS Sequoia (15) 以降(推奨)
ステップ1:BlueBubblesをインストールする
BlueBubbles公式サイトからmacOS用のアプリをダウンロードしてインストールします。
- 公式サイトからdmgファイルをダウンロード
- インストール後、BlueBubblesアプリを起動
- 初回起動時のセットアップウィザードに従って設定を進める
ステップ2:BlueBubblesでWeb APIを有効にする
BlueBubblesアプリの設定画面でWeb APIを有効化し、パスワードを設定します。
- BlueBubblesを起動し、設定(歯車アイコン)を開く
- 「Server Settings」→「Security」タブを開く
- Server Password(APIパスワード)を設定する(後でOpenClawの設定に使います)
- サーバーのURLとポート番号をメモしておく(デフォルト:
http://localhost:1234)
⚠️ セキュリティ注意:BlueBubblesのWebhookには必ずパスワードを設定してください。パスワードなしでは外部からアクセスされるリスクがあります。
ステップ3:OpenClawとBlueBubblesを接続する
OpenClawとの接続は、オンボードウィザード(推奨)または手動設定で行えます。
方法A:オンボードウィザード(かんたん)
ターミナルで以下を実行するとウィザードが起動します。
openclaw onboard
「BlueBubbles」を選択すると、以下の情報を順番に入力するよう案内されます:
- Server URL:BlueBubblesのサーバーアドレス(例:
http://192.168.1.100:1234またはhttp://localhost:1234) - Password:ステップ2で設定したAPIパスワード
- DM policy:
pairing(推奨)を選択
方法B:CLIコマンドで設定
openclaw channels add bluebubbles --http-url http://localhost:1234 --password あなたのパスワード
方法C:設定ファイルに直接記述
{
channels: {
bluebubbles: {
enabled: true,
serverUrl: "http://localhost:1234",
password: "あなたのパスワード",
webhookPath: "/bluebubbles-webhook",
},
},
}
Secretsコマンドでパスワードを安全管理(推奨):
設定ファイルにパスワードを直接書く代わりに、openclaw secrets configureを使うとパスワードを安全に管理できます。
ステップ4:BlueBubblesにWebhookを設定する
BlueBubblesアプリで、OpenClaw GatewayへのWebhook URLを設定します。
- BlueBubblesの設定 →「Webhooks」タブを開く
- 「Add Webhook」をクリック
- 以下のURLを入力する:
http://localhost:3000/bluebubbles-webhook?password=あなたのパスワード
補足:OpenClaw GatewayのデフォルトポートはHTTPが3000です。Gateway起動時に表示されるポート番号を確認してください。
ステップ5:Gatewayを起動してペアリングする
OpenClaw Gatewayを起動します。
openclaw gateway start
起動後、iPhoneのメッセージアプリからMacのApple IDにメッセージを送ります。OpenClawからペアリングコードが届くので、ターミナルで承認します。
openclaw pairing list bluebubbles
openclaw pairing approve bluebubbles <CODE>
承認後にもう一度メッセージを送ると、OpenClawから返信が来ます🎉
困ったときは
iPhoneからメッセージを送っても返信がない
- BlueBubblesアプリが起動しているか確認
- OpenClaw Gatewayが起動しているか確認:
openclaw gateway status - ペアリングが完了しているか確認:
openclaw pairing list bluebubbles
しばらく使っていると反応しなくなる
Macがスリープ状態になるとMessages.appが「アイドル」状態になり、iMessageの受信が止まることがあります。
対策として、Macのスリープを無効にするか、以下のコマンドで定期的にMessages.appを起こすLaunchAgentを設定することをおすすめします。
# LaunchAgentの設定(詳細はOpenClaw公式ドキュメント参照)
launchctl load ~/Library/LaunchAgents/com.user.poke-messages.plist
Webhook接続がうまくいかない
- BlueBubblesのWebhook URLにパスワードが含まれているか確認
- OpenClaw GatewayのポートとBlueBubblesのWebhook URLのポートが一致しているか確認
まとめ
この記事では、BlueBubblesを使ったOpenClaw × iMessage連携の手順を解説しました。
- ✅ BlueBubblesアプリをインストール・Web APIを有効化
- ✅
openclaw onboardまたは設定ファイルで接続設定 - ✅ BlueBubblesにWebhook URLを設定
- ✅ Gateway起動 → ペアリング承認 → iPhoneから動作確認
legacy imsg方式と比べて設定が簡単で機能も豊富です。iMessage連携を検討している方は、ぜひこちらの方法をお試しください!
関連記事:
・OpenClaw + iMessage連携(legacy imsg方式)
・OpenClawをスマホから使う方法まとめ
・OpenClaw + WhatsApp連携
参照・公式リンク
この記事は以下の公式情報を参照して作成しています。
